求める女
ある日の事。僕の電話に着信が。
女「もしもし・・・」
俺「女さんこんにちは。どうしました?」
女「ちょっと相談があって・・・」
俺「聞こうか」
女「今すごい濡れてて・・・溢れてきちゃうんです・・・早く来て」
こんな唐突なことあるだろうか。
俺「わかりました。すぐ行きます。」
~女宅へ到着~
女「見て・・・」
俺「(うわ・・・こんなに濡れて・・・)いつからこうなってるんですか?」
女「お昼くらいからずっとです・・・」
俺「ああっどんどん出てきますね。こりゃ大変だ。」
女「すいません。。お願いします。。」
~1時間後~
俺「ふぅ・・・これくらいでいいですか?」
女「あ・・・ありがとうございます・・・」
俺「今日は帰ります。何かあったらまた呼んでください。」
~帰社途中~
prrrrr
鳴る電話。今日は忙しいな。
俺「(誰だ・・・?)はいもしもし。」
女「また溢れてきちゃいました・・・」
俺「あー・・・すぐ行きますね。」
俺「お邪魔しますー。」
女「何度もすいません・・・」
俺「いえいえー。大丈夫ですー。」
~30分後~
俺「ふぅ・・・取り敢えずこれくらいで今日はおしまいにしましょう。明日、他の男たちを手配しますのでそれまでは自分でシて貰えれば。」
女「はい・・・ありがとうございました・・・」
´・ω・`)っ【脚色OFF】カチッ
僕はすみやかに業者に連絡した。
俺「もしもしお疲れ様です。●●(住所)のお部屋なんですが天井から水が滴ってるんですよ。床いっぱいに水たまりが出来ちゃって。2階から漏水でもしてるんすかね?僕、お風呂場の点検口から見たんですけどどこが原因かちょっとわかんなくて。明日ちょっと見て貰えると助かりますー。それまではお客さんに自分で拭いて貰っておきます。よろしくお願いしまーす。」
おしまい
※このお話は実際の出来事に基づいたフィクションです。