本ページは僕が実際に行ったことを記録して行く目的で備忘録的に作成するものです。パチンコ・パチスロの実機加工は保証等もなく、あくまでも自己責任となりますのでこのページの情報を元にチャレンジして実機が再起不能に陥っても僕は責任を負えませんし、まずは自分の知識量・技量を考えた上で、人のせいにする癖を改めた方が良いと思います。
たまにネット上に転がっているDIY系HowTo的なページでも「このページに書いてあることをやったら壊れた!どうしてくれる!」とかのコメントを見ることがありますが、僕からしたら
知らんがな。うるせぇ●ね!
ってレベルですのでその辺はご了承くださいませ。コメント欄というのはあくまでも友好的・建設的であって欲しいと思うワガママな人間です。
Contents
デュエルドラゴンプラスを加工していく
なぜ音声を直撮りしたいのか。それは実機生配信時および撮影時により良い環境で皆さんに見て貰いたいから以外にありません。
普段はiPhone一発で撮影しているので準備自体は相当楽なのですが、やはり生配信時には華やかさが足りないというか。
- 飲酒・喫煙
- 下ネタ(YouTubeでは抑え気味です)
- iPhone一発での配信
逆にこんな実機配信見たこと無い気もします。みんなちゃんとしてるもんなぁ(´・ω・`)w
僕の場合はデータカウンターもPCを使用しており、モニターと実機を一緒に撮影することでなんとかしちゃってます。なんとかはなるんですがそれ以外のアングルに出来ないというのが残念ポイント。そして生配信時はiPhoneのズーム・明るさ調整機能などは使用できません。広く撮影したい場合にはカメラを後ろに下げる必要があり…等々不便な所も多いんですよね。
というわけでやっちゃいます。
今回の計画
※途中で画像作るの飽きちゃった
今回行う加工の計画はこんな感じです。
- 実機基板~スピーカー間の配線をカット
- カットした線にコネクターを取り付け
- ハイローコンバーターに同じコネクターを取り付け
大きな作業(とは言っても大したことはない)はこれくらいです。
最終的には、
こうなりたいわけです。
配線のカット
まず初めに大切なこと。実機の電源は切って作業しましょう。というかコンセントを抜いておくとモアベター。あと、身体の静電気を逃がしてから作業すると基板をぶっ壊す可能性が減ると思います。
僕もプロじゃないのでどこに触ると感電する可能性が…とか言えないので取り敢えず下準備としてはこんな感じです。
では、台を開けてみましょう。
ドア側に付いているメインスピーカーはこんな感じ(赤丸)です。メーカー・機種によっては配置が違うので要注意です。
そしてこいつらが後付け加工されたであろう無段階ボリュームのポット。この赤い線をたどっていくと現れるのが、
基板と繋がった音声担当コネクターです。
【基板】-【ボリューム】-【スピーカー】
ザックリ言うとこんな感じで家スロ向きに加工されています。関係の無い線を切っちゃうとメンドクサイのでしっかり目視で繋がりを確認しておきましょう。
下部スピーカーはカバーが掛けられ作業がしにくそうだったので、
今回はリール盤面の両脇にあるガード弱めのスピーカーを餌食にすることにしました。
全てのスピーカーは平型コネクターで接続されていたので、そこを外して接続する方法が間違いなさそうですが、今回は加工用にエーモンの「接続コネクター」を購入したので線をチョッキンヌしていきます。
ちょうど結束バンドでがっちり固められた所があったのでそこを取りつつカット。(ニッパー持ってくるのがめんどくさかった
反対側もちょっといやらしい手つきでやっつけていきます。いつも思うんですが、右・左のスピーカーってどこから見て右・左なんでしょう?今写っているのは右か、左か。どっちなんだい!?
ここに例の接続コネクターを付けていくのですが、ちょっと時間を戻します。
ハイローコンバーターに接続コネクターを付ける
こちらがハイローコンバーターです。実機から出てくるハイな信号をローな信号に変換してパソコン等に取り込める状態にしてくれるやつです。「見てわかる安いやつやん!」って感じですが、1000円以下で買える(当時)ものです。
Amazonでは類似品も多数ありますが、粗悪品も多そうですので堅い立ち回りをしたい方はきちんとした有名メーカー品を使用するといいと思います。
線は4本くっ付いた状態なので、カッターの刃を少し入れて必要な分だけ裂いていきます。作業しやすいようにね( ◜ω◝ )
L/Rに分けた後、+/-に分けていきます。
ここで登場するエーモンの「接続コネクター」。
被膜を剥かなくても切った線を奥まで突っ込んでパチンパチンとかしめていくと固定され、コネクター同士を繋げると簡単に結線できるという優れモノ!取り外しも簡単です( ◜ω◝ )
今回ついでにそれっぽい工具も買いました( ◜ω◝ )
- 被膜剥き
- かしめ作業
- 配線カット
ニッパー・カッター・ペンチやらでも代用できそうに思えるかもしれませんが、かしめ金具によっては「かしめ工具じゃないとかしめられない」と言う場合がありますので一本持っておくと良いと思います。「かしめ」ってあんまり聞かない言葉なので一応置いておきます。
かしめとは、部品の一部を塑性変形させて2つの部品を接合する方法のことです。 この行為を「かしめる」といいます。 かしめは、金属を変形させて固定するため、一度取り付けると、部品の取り外しが容易ではありません。
ガッチリ接合するってことですね( ° ͜ʖ ° )
黄色い所を工具でパチンパチンすれば…
でけた。プロっぽい気分になります。
で、そのノリで実機側にも接続コネクターを付けていきます。
実機とハイローコンバーターを接続
今回取り付けた接続コネクターには見た目でわかる「上下」があり、接続したいコネクターの片方を180度向きを変えると接続できるようになっています。取り外す時は両方の黄色い部分を持ち、真っすぐに引き抜くと「パチン」と抜けます。
割とギリギリww犬神家の一族ww
にしおかすみこもやってたなー。懐かしい。
今回は勢いでやったおかげで「カットする箇所が遠すぎた」という反省点が生まれました。配線をカットする場所については「作業のしやすさ」「加工後の配線の取り回しやすさ」で決定すると良いと思います。リールに干渉したりドアが閉まらないとか始まるともはや”詰み”ですからね。
ハイローコンバーターにRCAケーブル(赤と白の例のやつ)を接続し、実機の背面穴から外部へと線を出していきます。
実機から出た線は変換ケーブルを経てミキサーに繋ぎ、そこからPCへ…という算段です。
今回行った加工の結果
さて、ワクワクドキドキの動作確認┗(‘ω’)┛
結果…
- ミキサー本体から発せられるホワイトノイズ(「サー」ってやつ)が強かった
- モニター用のイヤホンからは一応実機の音が聞こえている。ただし歪んだ感じの音。ノイズが乗っているせいかもしれません。(追記:フォロワーさんより「基板との間にボリュームポットがあるせいかも?」とのアドバイスを頂きました。切断箇所を基板とボリュームの間で試してみたいと思います。)
- 機種によっては上スピーカーと下スピーカーで同じ音が出ている場合もあり、どちらか抜け出せば良いのですが、デュエルドラゴンプラスは上下のスピーカーで高音・低音や別トラックを担当しているような雰囲気なので両方ミックスして完全体になるかも?(今回加工した下スピーカーだけの音だと低音が強めだったので)
ちょっと時間が取れなくて全ての確認は出来ていませんがザっとこんな感じ。失敗というかつまづいてるって感じですね。
ま、「今後の宿題」って感じです。形を作りながら問題点を潰していく作業って楽しいですよね。男子なら分かってくれるはず!┏┫´゚Д゚`┣┓w
※今回切った元々の線を接続すれば今まで通りの実機として遊べます♪
今回登場した仲間たち
かしめ工具
僕は使用頻度が低いので安いのでいいです( ◜ω◝ )wもしかして100均とかでも打ってるかも?
エーモン 接続コネクター
【Amazon.co.jp 限定】エーモン(amon) 接続コネクター 10セット(20個入) 4961
もうこの子の虜です。大体1個あたり30円程度です。
- スピーカー配線(基板側)…2個×2(L/R分)
- スピーカー配線(スピーカー側)…2個×2(L/R分)
- ハイローコンバーター分…4個
スピーカーL/Rワンセットにつき計8個必要です。ハイローコンバーターは使いまわしが出来るのが良きですね。追加で80個頼みました( ° ͜ʖ ° )w
RCAケーブル
Amazonベーシック RCAオーディオケーブル 1.2m (2RCAオス – 2RCAオス)
家の中探せば出てきそうですけどねw
ちなみに赤白黄の線があれば赤白だけ使えばいいと思います。が、黄色を代用としない方が良いらしいです。逆もまた然り。
RCA→ピンジャック変換ケーブル
オーディオ変換ケーブル 赤.白 RCA ピンジャック(メス)×2-6.3mm モノラル標準プラグ(赤.白) (オス)×2 10cm VM-RMC-10cm
変換プラグって失くしがちよな(´・ω・`)www持ってたかもしれないけど今回購入しました。
ハイローコンバーター
KIMISSハイからローへのコンバーターカーオーディオインピーダンスfwaehlci、ラインアウトコンバーターlc2調整可能な2チャンネルカーアンプkeenso高レベル入力インピーダンスとサブウーファーからアダプターへのローパスフィルターsto
僕が買ったのはこれ。記事執筆時点で購入した時より300円くらい上がっています。似たやつで300円くらいのもありますので粗悪品覚悟で大量買いしちゃうもの良いかも知れません。
事故りたくない方は高くてレビューがいっぱい付いているのを買うと良いかも知れません。
ミキサー
audio-technica ポータブルマルチミキサー AT-PMX5P
現在問題点になっているミキサーです( ´゚ω゚)ww
ただ、価格と性能のバランスは良いみたいなので用途によっては非常に良いと思います。(通常のオーディオ目的とか音質を気にしない音響用途など)
パチスロの実機音を取るには…と言う所をこれから研究していきます┗(‘ω’)┛
〆
このページを読んだ方のなんかしらの参考になりましたら幸いです( ◜ω◝ )
俺ならびに皆さんの家スロライフがより良いものになりますように。
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本日はこの辺で。
(´・∀・`)またね